僕は副業でそれなりの収入があったとしても、本職を辞めるべきではないと思っています。
なぜならば、本職にもメリットがあると思うからです。
副業で成功をして、フリーランスとして活動をし始めても、
収益が不安定な時期があると思います。
副業でそれなりに成功を収めていれば、本職を止めてその時間も副業に当てるのが正解かもしれないと思いますが,
僕自身はヘタレなので、そこまでの挑戦はできないと思っています。
なぜなら、(この先はわかりませんが)サラリーマンならそれなりに安定した収入が得られるからです。
安定した収入があってこそ、気楽に副業ができるとも考えていす。
僕が本職に感じているメリットのことを少しお話しします。
もくじ
安定した給料
本職の一番のメリットというのは、やはり安定して給料が貰えるということではないでしょうか?
とりあえず、基本給というのも決まっているし、
景気が良ければ残業や交代勤務と言う+αもありますしね。
でも不景気になると、残業や交代勤務が減少して収入も減ってしまうのはかなり痛いですね。
それと、僕みたいな50前後の従業員になると、多くの方は中間管理職や重要な役職に就いている方もおられると思います。
この役職手当というのが、ひとつのデメリットだと思います。
どんなに頑張っても、定年まで中間管理職などについていることは、ほぼ不可能だと考えています。
役職から外されれば当然“役職手当”というのもなくなります。
ですから、役職についている方は、
今後役職から外されるということも念頭において収益のことを考えるべきだと思います。
まあ僕みたいな何の役職もない平社員なら、役職手当というのは、まるで関係のない話でありますけどね。
当時の課長に評判が悪かったみたいで、いつの間に話が流れていたよ。
まぁ~、面倒くさかったから流れて良かったんだけどね。
転職する時“出世”は諦めたからね。
保険などの福利厚生
会社には福利厚生という制度がありますよね。
福利厚生も活用すれば、契約しているホテルや施設などを割安で使用できることもあります。
それよりも、あまり気づかないかもしれませんが福利厚生の中には保険等の万が一の助成的なものも含まれています。(高額医療費の助成金など)
フリーランスなどになると、厚生年金や社会保障の手続きなどは自分でやらないといけなくなると思います。
サラリーマンは、所得税をほぼ必ずきっかり取られてしまうデメリットはありますが、
手続きを考えれば、かなり楽なのではないでしょうか?
その他に、怪我なので長期休業をする時でも、福利厚生である程度は負担してくれる制度もありますしね。
気づかないで使っているものもあれば、困った時に使用できる制度もあるので 、
気分的には後ろ盾があるみたいで楽なんだと思います。
企業のブランドイメージ
意外と自分の勤めている会社の“ブランドイメージ”って、考えたことのない方多いのではないでしょうか?
正直、自分の勤めている会社は“内情”を良く解かっているので、
イメージ的にはあまり良くないと思う方も多いかもしれませんが、社会的には意外とブランドイメージが良い場合もあると思います。
では、ブランドイメージはどこで役立つのでしょうか?
僕の経験した中では、一番はやはり銀行でお金を借りる時です。
ローンを組む時などは、審査を受けるのですが会社のブランドイメージによって審査の通り方がかなり違うと聞きます。
製造業の中では“トヨタ自動車”の正社員で、5年も勤めていれば審査的にはほぼ落ちることはないのではないでしょうか?
しかし、企業の規模が小さいところでは、なかなか審査が通らない会社もあるみたいですね。
ただ、この先どんなに企業の規模が大きくても、今の会社が存続できるかどうかは正直誰にも分かりません。
何十年か前は、「銀行は潰れない」と、いう話をよく聞きましたが、
実際には大きな銀行も破綻したり 合併したりと世の中も変わってきています。
トヨタ自動車にしても、未来的な戦略を間違えれば、電気自動車に 追い抜かれるかもしれません。
ですから、自分たちが勤めている会社がこの先、どんな戦略で、どういう方向に行くのか、
従業員の僕たちも注意深く意識しないといけないと思います。
少しでもヤバそうと感じるのであれば、生き残る手段を考えるべきだと思います。
まとめ
サラリーマンは安定した収入を得られると言うメリットが一番だと思いますが、
今の時代の流れからすると、ものすごい勢いで会社の体制も変わっていくことが想像できます。
「その中で生き残って行くにはどうすればいいか?」
を、自分でアンテナを立て情報を収集して対応していくしかないと思っています。
できるだけ収入が安定しているうちに、給料以外の収入を安定させるように努力すべきなのではないでしょうか?