僕は基本的に”本業+副業“がベターな収入スタイルだと思っています。
たとえ副業の方で収入が多くあったとしても、本業は続けていくべきだと思っています。
フリーランスで成功を収めていても,色々と不便な点もあるみたいです。
「フリーランスで稼げればいいんじゃない?」
「生活できる分の収入があれば別に本業を辞めても構わないよね!!」
と、思うかもしれませんが僕はそうじゃないと思っています。
では、本業のあるメリットって何でしょうか?
僕なりに考えてみました。
もくじ
本業は安定した収入原
本業での収入は、今まで自分が就職してきた期間に応じての積み重ねがあるため、
基本給はほぼ確実に収入として得られる可能性が高く、その安定性は気分的にかなり余裕が持てると思います。
僕みたいな工場で、尚且つ現場でのライン作業の一般職に 交代勤務と残業があればそれなりの収入は確保できます。
ただ今の時代、交代勤務や残業及び各手当などは削られていく方向にあると思います。
本業の収入の基本給分は安定して有られる収入と考え、
本業分の収入+アルファがあれば残業や交代勤務・その他の手当てが減給になったとしても気分的には余裕が少しはあると思います。
+アルファ分を考えれば、副業をやる価値は十分あると思います。
ただ副業がうまく軌道に乗り、本業以上に収入が得られたとすると多くの方は”フリーランス“でやっていこう(独立・起業)と、思う方もいるみたいですね。
フリーランスを否定するつもりはありませんが、フリーランスは安定性に欠けると考えなければいけません。
(まあ稼ぐパターンをつかんでしまえば、色々と広げていける可能性もあると思うし、副業で手広くやり始めると時間が足らなくなるということも考えると、本業を辞めて副業に専念しようかなと思う気持ちも理解できます。)
ただやはり、多少の収入の増減はあっても給料と言う
「会社に行って仕事をこなせば安定して得られる収入」は、
手放すべきじゃないと思っています。
世間の目・評価
近年ではフリーランスと言っても、ニートやアルバイトと違うニュアンスで通じるようになりましたが、
やはりフリーランスでは世間の目は まだまだ風当たりが強いのではないでしょうか?
少し年配の方になるとフリーランス=無職みたいな風に思っている方もいるみたいです。
YouTube 等でフリーランスの知名度も上がり、収入に関しても世間一般以上に稼いでる人も多くいるので、夢を見てしまうかもしれませんが、そこまで収入を得られる方はほんの一握りだと思っています。
それなりにフリーランスで有名になれば世間の風当たりも変わると思いますが、
一般的なフリーランスの方はまだまだ
「定職につかないで・・・」とか、
言われる可能性は高いんじゃないでしょうか?
でも独身で結婚する予定もない人にしてみれば、会社での時間の拘束がなくて、
ある一定以上の収入が得られる可能性がある"フリーランス”はやはり魅力的ですよね。
お金が借りれる・ローンを組むのに苦労しない
それなりに蓄えがあって、自動車・家などを購入するのにローンを組まなくてもいい人にはあまり関係ない話かもしれませんが、
多くの方は人生の中でローンを組む機会があると思います。
(これから回想になります)
その時我が家は、それほど裕福でなく借家住まいだったんですが、ある日
「借家から出て行ってくれ」
という話になって、当時は母親と二人暮らしだったのですが、母親が
「もう引っ越しは嫌だ」
ということで、半強制的に中古住宅を購入する羽目になりました。
(昔から親父が飲んだくれで、働かなかったので我が家は引っ越しばかりしていました。家賃の安いところに点々と10回ぐらい引っ越しを経験しましたが転校は1回のみでした)
その時就職していたとこでも銀行との付き合いがあったので、それなりにローンを組めるかと思っていましたが、収入が足らないということでほとんどの銀行は貸してもらえませんでした。
唯一母親の遠い親戚の方が金融に勤めていたので、そのコネで担保にもならないような土地を無理やり担保にして、母親と二人名義で何とかローンを組むことができました。
それから僕は今の工場に転職をしたのですが、してしばらくする と銀行員が家に来て
「住宅ローンを借り換えてくれ」
という風に頼みに来ました。
それも1つの銀行ではなく近所の銀行ほとんどが来ました。
だから僕は
「最初に貸してくれって言った時、貸してくれなくて、何で今更くるんだよ!!」
と、文句を言うと、
「今の会社なら十分ローンが返せるんで是非とも当銀行で借り換えてください」
と、平気で言うんですよ。
僕は頭に来ていたので「一度断られたところ銀行では絶対に借りない」と断っていました。
この話の要点は、結局は就職しているところのネームバリューは大切だということです。
ちなみに結婚する時に家を建て替えたのですが、その時新たにローンを組む時に住宅会社の担当の方に
「ローン組めますかね?」と尋ねたら、
「この会社の規模ならほぼ二つ返事で5000万くらいは大丈夫なんではないでしょうか?」と、
言われたのはちょっと衝撃的でした。
会社の規模と将来性って、僕たちが思っている評価とローン会社の評価は結構違うみたいで、
僕が住んでいる周辺で「大きな会社かな」と思っていたところでも、
「二つ返事で5000万は無理だ!」みたいなことを、担当の営業さんが言っていた記憶があります。
これもよく聞く話なのですがフリーランスの方は、とにかくお金が借りられないということを YouTube なんかでもよく目にします。
この先お金を借りる場面があるかもしれない方は、気にしていてください。
本職で正社員で5年以上働いていないとローンの審査に通らないこともあるみたいなので、
ローンを組む可能性のある方はフリーランス・オンリーというのはなかなか厳しいと思います
まとめ
フリーランスは時間的に自由に使えて、
それなりに収入があるのはすごく魅力的なのですが、
収入が不安定なのはやはり気持ち的にストレスが溜ると思います。
2・3年収入がゼロでも生活できるほどの蓄えがあれば良いかもしれませんが、
多くの方はそんな余裕は無い方が多いと思います。
本職で色々と面倒なことやつまらないことも多いと思いますが、
安定した収入が得られると言うメリットはかなり大きなものだと思います。