今の時代の流れとして、働き方改革や生産量の減少なので工場勤めの方は厳しい時代を迎えていると思います。
工場の作業者は、“基本働いてなんぼ”の給料ですので、
残業が減ったり交代勤務がなくなると収入もガクンと下がるのではないでしょうか?
収入の減少だけならまだしも、業績不良が続けばリストラという問題も出てくると思います。
(最近では黒字リストラを始めた企業も有るみたいです)
では、何もスキルのない工場のライン作業の社員は、
今後どのように生き残りを考えていかなければならないのでしょうか?
僕は工場のライン作業者ならではの、生き残り方法はこうではないか?と思っています。
もくじ
一生懸命仕事はしない、6割の力で他の人と同じだけ作業をこな
よく現場で仕事をしていると、
「一生懸命やっています」とか「頑張ってやっています」
とか、耳にします。
しかし、工場のライン作業で一生懸命や頑張るとは、
自分のアピール的には良いとは思いますが、実際に一生懸命・頑張って仕事をしていてはいけないと思います。
それは、なぜなら一生懸命や頑張っているということは、
言い換えればそれ以上はできない・無理してやらなければならない状態と、
いうことではないでしょうか?
僕は基本的に、
他の人の作業を10とすれば、“自分はその10の作業を6割の力ぐらい”
で、こなせるぐらいの技量をつけることが基本だと思っています。
なぜならば、残り4割の力は周りの安全を気にしたり、自分の体力を温存したりを、気にするべきだと思います。
一生懸命頑張やってギリギリの状態では余裕がない分、ミスも多くなるしミスが多ければ評価も下がるので、
工場のライン作業に至っては、6割ぐらいの力でこなせるよう自分の技量や能力を高めるべきだと思います。
だから自分の行動もパターン化すれば、それほど6割の力で作業するのは難しくはないと思うんだよね!!
いかに無駄な行動を省くかだね。
職場の改善場所など、提案を大小構わず10件ほどは常に頭にインプット
工場のライン作業者では、なかなか業績に貢献できることも少ないと思います。
その中で、自分をアピールするには職場の改善ではないでしょうか?
職場の中には、大なり小なり改善すべき場所は沢山あると思います。
その改善場所を、常に頭の中にインプットして、
上司やお偉いさんが視察に来た時などに、意見を求められたらインプットしてある改善箇所等を、
すぐさま意見として提案することを意識してみてください。
話の流れから、的確な改善場所等を提案してあげれば、意外と自分の評価は上がっていくものです。
一番いけないのは
何も意見がないというのが、
イメージ的にもダメだと思います。
改善されるか・されないかはわかりませんが、とにかく提案するということを心がけましょう。
それには常に、気持ちに余裕があり・改善すべ箇所を頭の中にインプットして・適時にアウトプットをするという癖をつけておけば、誰でもできることだと思います。
どこの会社でも改善って好きなんだと思うんだよね。
仮に自分の会社は改善をあまり力を入れていなくても、自分の会社の力を入れている部分の提案事項のインプットとアウトプットは意識していた方が良いと思うんだよね。
思うことをなんでワザワザいうかなぁ~?
ワザワザ言うってことは、そんなことも解ってないって奴が居るって事???
偉くならない
僕は転職組なのですが、転職する時に一つ決め事をしました。
それは“偉くならない”ということです。
定年まで現場の作業者で、なるべく過ごそうと思っていました。
中間管理職が面倒くさいというのもありますが、 最初から現場の作業者という位置付けでいれば、
仮に出世をしなくても腐らずにやっていけるのではないかと思ったからです。
正直、正社員で役職を持たずに現場の作業者でい続けるほうが無理があると思っていましたが、
僕にも昇級するという話はありましたが、タイミング的に良いか悪いかわかりませんが避けることができました。
ひとつだけ後悔したのは、給料の昇給がかなり遅いということです。
ただ役職につくと転勤や海外出張などもあったし、なおかつ役職手当というものがつくから、
役職についている時は収入も多くなりますが、役職から外れると手当もなくなるので必然的に給料も下がるのが痛いですよね。
現場の作業者という位置付けを、いかにアピールするかというのも考えないといけないと思いますが、
できることなら平凡な現場作業者のままでいきたいと思っています。
まとめ
それなりの歳になると、工場の ライン作業者で正社員というのは、かなり希少な存在になりつつあります。
特別な知識や特別なスキルもないので、現場の作業者というものは立場的に弱いかと思いますが、
製造の工場では製造を効率よくこなす社員というものが必然的に必要なのではないでしょうか?
個人の考え方によっても違うと思いますが「心と体を壊さないように」、
僕としては偉くならない出世しない方向性が、気楽に本職をこなせる立ち位置だと思っています。
収入が少なければ副業で収入を得る選択 も覚悟を決めやすいのではないでしょうか。