それなりに長い期間、仕事をしていると、仕事そのものに慣れて
「仕事が面白くなくなる・つまらなく」と、
感じてしまう方も多いと思います。
副業をするにしても、安定した収入源である本業は続けていくべきだと思っていますが、
毎日何時間も拘束される本業が、この上なくつまらく感じてしまうようなら、
いくら収入の為だと、割り切っていたとしても、覇気が出ませんよね。
本来、本業が楽しくてやりがいも感じて、毎日ガンガン仕事したいと思うのが一番なのかもしれませんが、
日本の特に工場のライン作業ではそんな方は稀だと思います。
でも出来るなら、毎日何時間も拘束されている本業で、
少しでも自分の負荷にならないような仕事の仕方を考えてみてはどうでしょうか?
もくじ
通常作業を6割のパワーでこなせる自分を作る
僕みたいに、工場のラインでヒラ社員として働いている方も多いと思いますが、
皆さん「どのぐらいのパワー」で仕事をしていますか?
よく自分は
「一生懸命やっている」とか「毎日頑張って精一杯にやっていますよ」
とかっていう人いますが、それでは全然ダメだと思うんですよね。
だって基本的に工場のライン作業ってやること変わらないじゃないですか?
その変わらない作業を、毎日一生懸命10割の力でやっているなんて 、
それこそ自分の能力の低さをみんなに見せているものみたいです。
それと、体力的にもそんなに頑張って作業したとしても、
一週間・定時だとしても(週40時間労働)働き続けることができるのでしょうか?
体の疲れが出てくれば気の緩みにもなりますし、当然作業でミスしたり最悪の場合、怪我をしてしまったりして、
職場や会社に多大な迷惑をかけることもあると思います。
自分の力をアピールする時には
「頑張っています」「一生懸命やっています」
みたいなことを使用しても良いと思いますが、
実際の作業の中では自分の技量の6割程度で、他の人と同じ作業をこなせるように自分の技量をアップしましょう。
そうすれば、体にも気持ちにも余裕ができ、ミスも少なく作業以外のことでも、気づくことが多いと思います。
営業やセールスなど「ノルマ」のある方は、一生懸命やらなければいけない時間も多いと思いますが、
工場のライン作業の方は、時間内に予定の生産量をこなせばいいだけのことですから、
予定に対して、自分の技量は余裕を持っていなければ、作業以外のことで評価を得るには無理な話ですよね?
ライン作業はある意味、
「特定の行動パターンやルーチン作業」ですので、
自分の行動をラインの作業に合わせて「パターン化・ルーチン化」することによって、
ミスのない「6割程度の力」で、予定をこなせる技量をつけることをお勧めします。
作業の行動をパターン化・ルーチン化するには、ライン作業の「作業分解」で分析する方法が良いと思います。
作業分解とは→
例の画像のように、作業の1つ1つを細かく分析して、安全にやりやすくなるように、問題点を洗い出し改善をしていく方法
案外、そこまで一般作業者が作業工程を気にすることは無いのかもしれませんが、
これからの時代で生き残って行くには
「人がやっていないことを、あたり前にやる」
と、言う考え方でなければ、今の職場・会社では生き残ってはいけないと思っています。
他の作業者が考えていない事だからこそ、やるべき事だと思います。
自分を「差別化・アピール」していくには難しい時代になっていると思います。
職場でオンリーワンの存在を目指す
ライン作業の場合、「トヨタ式のライン作業」では、
1ラインで作業者が 10~20人ぐらいの作業者が居るのではないでしょうか。
班や工場で考えれば、もっと多いと思います。
これからの会社は、余程ルーズな会社じゃなければ「リストラ社会」になっていくと思っています。
そのリストラ社会の中で現場の作業者として生き残っていくには、今の職場でオンリーワンの存在
- こいつがいなければ作業が滞る
- こいつがいなければ生産に支障が出る
とか、くらいに思われる技量を身につけるべきだと思います。
絶対とは言えませんが、そうすることによってリストラされる順番が後になるかもしれません。
まぁ~、副業によってある程度収入を得ていれば、リストラされても焦る度合いは少ないかもしれませんが・・・
とにかく、安定収入のためにリストラされないよう、自分の技量と立場を考え、うわべだけでいいので生き残る方向性を考えましょう。
所詮会社は、「リストラをやる時はやる!!」のですから、会社のためにとかを考えず、
自分のために・生き残るための事を考えて行動するようにしましょう。
ちょっとした専門用語を使いこなそう
工場の仕事では、生産の種類にもよりますが、
色々専門的な用語や専門的な事柄も多いと思います。
生産に関しても、業績に関してもですが、自分の職場で使っている専門用語はなるべく使うように心がけましょう。
その専門用語を使う用途なのですが、わざわざ同僚とかには使う必要はないと思います。
が、自分より多少立場の上の方と話す時には、専門用語とか業績用語を使えばなんとなく「できる自分」を、
演出することができるのではないのでしょうか?
せこいやり方かもしれませんが、所詮評価するのも同じ人間ですので、ちょっとした「せこい手」でも使ってみるのは良いと思います。
しかしあまり使いすぎるのも、ウザく思われるのでそこそこにしておきましょう。
まとめ
今回は 副業のテーマとはちょっと違う切り込みで、工場の平社員としての普段の職場生活の心構えみたいなものを記事にしてみました。
なぜ「こんなことを記事にしたか?」と言うと、
ブログなど副業を始めれば、
どうしても「今までのすきま時間」を使って、
記事などを考えたりすることになると思います。
どうせ会社に何時間も拘束されているのですから、会社の仕事をしながら自分の気持ちに余裕を持って、
隙間時間ではありませんが、ブログ記事とかの構想を練る時間を自分で作るのが良いと思ったからです。
とにかく会社の仕事は
「頑張らないこと・一生懸命やらないこと」
が、気楽で体にも負担が少ないと思いますので、
自分の技量を高め、同じ生産量でも楽にこなせる技を身につけてください。
これからの時代は、いくら現場の作業者だとしても
「考えない奴は生き残ってくこと自体難しい」時代になっていく(既になっているかもしれませんが・・・)
と言う危機感だけは、常に心に置いておきましょう。