資産運用のススメ

初心者にオススメな資産運用は?

 

副業=資産運用

と、考える方も多いと思いますが、なかなか運用に踏み切れない・・・

資産運用は「リスク」が付きものなので、どうしても一歩踏み込めない。

でも、今後資産を増やしていくには資産を運用していかなければ・・・

(本当は給料が上がってくれれば良いのだけど・・・)

と、資産のリスクと将来のリスクの狭間で葛藤している方も居ると思います。

 

資産運用の基本

「長期・分散・積立」

です。

特に、初心者方で「資産的リスク」に不安を感じる方は、

短期の損失を気にしないで、基本に忠実(「長期・分散・積立」)に10年以上のスパンで運用していくのが

失敗の少ない運用だと思います。

とは、言っても正直

「何を運用すれば良いの?」

と、思いますよね。

この記事は

こんな方におすすめ

  • 資産運用初心者の方が資産運用を始めるのに、始めやすい資産運用

 

を、ピックアップしてみたので、参考にしていただければと思います。

iDeCo(イデコ)・NISA

iDeCo(イデコ)・NISAは、一度くらい名称を聞いたことがあると思います。

両方とも

国が推進している投資方法で、それぞれ非課税と控除のメリットがあります。

と、聞いても資産運用や金融商品に興味の無い方では

「非課税?控除?何のメリット?」

と、思われる方も居ると思います。

確かに、国のお墨付きの資産運用ですからメリットも大きいですが、

そのメリットが自分に合っているかどうかは人それぞれですよね?

まずは、どんなメリットがあって、どんなデメリットがあるのか位の理解をしてから

運用の検討をしましょう!!

 

iDeCo(イデコ)とは

iDeCo(イデコ)とは「個人型確定拠出年金」のことで、

国民年金や厚生年金と違い、自分で運用して年金資金を作る制度

で、拠出した時点で受給権がもらえて、自分で掛け金を設定できるので資金計画が立てやすい資産運用になります。

TVでもCMをやっているので馴染のある方も居るのではないでしょうか?

 

メリット

  • 掛け金が全額所得控除の対象になり所得税と住民税の節税になる
  • 通常金融商品にかかる運用益に対する20.315%の税金が非課税になる
  • 受給時に「退職所得控除」「厚生年金控除」の対象になる

デメリット

  • 60歳まで原則引き出す事が出来ない
  • 自分で運用商品を選んで運用しなければならない
  • 手数料がかかる

 

NISAとは

NISAとは

毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品の利益が非課税になる制度

で、「一般NISA」「つみたてNISA」「ジュニアNISA」の3種類が有ります。

1、一般NISAとは

2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。

NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。

2、つみたてNISAとは

特に少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です(2018年1月からスタート)。

購入できる金額は年間40万円まで、購入方法は累積投資契約に基づく買付けに限られており、

非課税期間は20年間であるほか、購入可能な商品は、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託に限られています。

3、ジュニアNISAとは

2016年度から始まった未成年者を対象とした少額投資非課税制度です。

未成年者(0~19歳)を対象に、年間80万円分の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。

 

メリット

  • 非課税の対象商品が幅広い
  • 一般NISAでは年間投資額上限が120万円と高く、換金も自由に出来る
  • つみたてNISAでは対象商品の売買手数料が「0」で、投資信託の信託報酬は1.5%以下に決められているので節税とコストダウンの両方にメリットがある
  • 日本在住の20歳以上の人なら簡単に口座開設できる

 

デメリット

  • 年間投資額上限がある
  • 一度売却すると、その分の非課税枠が復活しない
  • 節税効果を気にするあまりに売却機会を失う
  • NISA口座を1つしか選ぶ事が出来ない(「一般NISA」と「つみたてNISA」の併用が出来ない)
  • 従来の特定口座での取引の損益通算が出来ない
  • 確定申告の3年間の損失繰越処理の対象外

一般NISA・積み立てNISA・iDeCo(イデコ)比較

一般NISA つみたてNISA iDeCo(イデコ)
運用期間 5年(最長10年) 20年間 加入から60歳まで

(10年間延長可能)

運用商品 株式・投資信託・

REIT・ETFなど

限定された投資信託

ETF

定期貯金・保険

投資信託

投資限度額 年間120万円

最大600万円

年間40万円

最大800万円

公的年金の加入状況によって異なる

年額6~81.6万円

換金 いつでも換金可能 いつでも換金可能 60歳まで原則換金負荷
節税の効果 売買益・配当金・分配金などの投資で得た利益にかかる税金20.315%が非課税になる 運用で得た利益が

非課税になる

・掛金を全額所得控除できる(所得税・住民税)

・運用で得た利益が非課税

・年金を受け取る時に一括受取は退職所得控除・分割受取は公的年金等の控除の対象になる

NISAとiDeCoには非課税と控除のメリットが大きいので、併用することで効率の良い資産運用が出来るのではないでしょうか?

プラス
僕も一般NISAの口座を持っているけど、投資できる資金が無くて毎年「投資限度額」無駄にしているんだ~。

NISAは非課税だから魅力的だけど、非課税の恩恵は利益が出ないと受けれないからね~。

税金20.315%って、結構大きいからね~。

iDeCoは、60歳まで換金が出来ないのがネックだよね~。

欲しい時に使えないのはキツイから、iDeCoの運用はよく考えて始めないとね!!

余裕資金で、目的が年金オンリーなら魅力ある運用方法だよね!!

特に解約できないってのは、意志が弱い人なら特に続けられるね!!

フラン

個人向け国債

国債とは

国が発行している債券

で、日本政府が資金調達を目的として発行していて、国債を購入することは国に対して資金を貸していることになり、資金を貸したことを証明するものになります。

国が個人に向けて発行している国債を「個人向け国債」といい、証券会社から購入できます。

国債は、政府が顧客から借りた資金を保証しているため、元本割れがほぼない(日本が破城しない限り)ので比較的低リスクで、個人向け国債は額面金額が1万円~と、最低購入資金が少ないので多額な資金を必要としないので、比較的手軽に始められるので、資産運用初心者としては安心して始めやすい運用の1つです。

 

メリット

  • 資金を国が保証している
  • 貯金よりも利回りが高い

デメリット

購入した国債を満期がこないうちに途中換金した時には、直前に受け取った2回分の利息に0.79658を乗じた「中途換金調整額」は差し引かれます

また購入後1年未満の債券は中途換金が出来ないので注意しましょう

プラス
個人向け国債は、低リスクで国が破城しなければ元本割れが無いから、人気が有るみたいだけど、ちょっと地味だよね。

でも、投資に詳しい人なら結構な割合で投資しているみたいだね。

投資初心者で「国債」から投資する人は、珍しいかもね?

投資に詳しい人が周りにいれば別だけど・・・

定期貯金よりは金利が良いから、凄くリスクが怖い人には向いているかもね。

フラン

ロボ・アドバイザー

自分の代わりにAIが年齢・資産状況・リスク許容度などに応じて投資先や商品を自動で選んで運用してくれるサービスです。

そのため、資産運用の知識が浅くても、手軽にはじめ事が出来て効果も期待できる運用方法ですが、手数料が掛かります。

AIで運用と言っても、市場の状況によっては元本割れが起こる可能性もあるので、過剰に過信しないように注意しましょう。

ロボ・アドバイザーには

  • アドバイス型→投資のアドバイスを提供する(投資代行まではやってくれない)
  • 投資一任型・投資一括型→投資そのものをしてくれる

2種類があります。

ロボ・アドバイザーを利用するのに向いている人

  • 手間を最小限にして長期運用を考えている人
  • リスクをあまり取りたくなくて長期運用を考えている人
  • 長期的に資産を増やしたい人

このような考え方の人には、向いていると思います。

ロボ・アドバイザーの運用対象は主に「投資信託」ですので、個別株式と比べると分散投資しているので、その分リスクも少なくなります。

 

メリット

1,手間をかけずに資産運用がスタートできる

ロボ・アドバイザーで運用を始める時には簡単な質問に答えて、自分のリスクの許容度(高リスクか低リスクか5段階)や運用方針(積立金額など)を決めてしまえば、あとはAIが運用をしてくれるので手軽に投資できます。

2,運用コストが比較的低い

ロボ・アドバイザーの多くの手数料は主に「年率総資産の約1.0%」で、総資産に対して一定の割合を運用コストとしている場合が多いです。

アドバイス型 投資一括型 ファンドラップ
必要コスト 無料 ・運用手数料

・信託報酬

・口座管理手数料

・信託報酬

コスト合計 無料

 

預かり資産の

約1.0~1.5%(年率)

預かり資産の

約2~3%(年率)

3,小額から始められる

ロボ・アドバイザーは最低資金が1000円や1万円に設定されている事もあり、気軽に投資が始める事が出来る。

預けた資金を自動で分散投資してくれるのでリスク軽減にもなる。

 

デメリット

1、短期では利益を上げる事が難しい

ロボ・アドバイザーはあくまでも長期投資に適したサービスで、手間をかけずにコツコツ資金を積み立てて資産を増やしていくものなので、FXや株式のように短期で大きな利益を上げるのには向いていない。

2、元本割れのリスクもある

投資においては、貯金などを除いては大なり小なり元本割れリスクを伴います。

相場状況によっては短期的にはマイナスになるかもしれませんが、長期で考えれば元本割れのリスクは、かなり軽減できると思います。

3、株式投資に比べるとコストがかかる

株式投資と比べるとコストがかかります。

(参考)

ロボ・アドバイザー(年利1%)・最低で1万円(運用手数料)/SBI証券・535円(売買手数料)

しかし、銘柄の分析・選定・リスク分散を考慮したポートフォリオ作成などの難しい作業を自動でやってくれることを思えば、支払う価値は十分にあると思います。

 

おすすめのロボ・アドバイザー

  • WealthNavi(ウィルスナビ)
  • THEO+docomo(テオプラスドコモ)
  • 楽ラップ
プラス
ロボ・アドバイザーはネットとかで「損した!!」とかって口コミを見るけど、よくよく見ると短期で損益出て辞めちゃった人が多いみたいだね。

噂になって始めたけど、始めて間もなくで暴落が来て怖くて辞めちゃう人は初心者に有りがちだよね!!

投資に詳し人なら、暴落来たら資金の量を増やす人が多いんじゃないのかな?

僕は資金不足で未だに始めれないけど・・・。

よく「長期投資に始める時期は関係ない!!」って、聞くけど、

運用始めて直ぐに暴落が来て、含み損が出ると嫌になって辞めちゃう人居るからね~。

いくら長期運用でも始める時期も考えないとね。

でも、投資慣れしている人は暴落来ると買い場が来た~!!ヒャッハァー!!」って大喜びして、資金大量投入する人も居るからね!!

そうして大儲けしてるんだよね~たぶん・・・。

投資慣れしている人と、していない人では分析と言うか見方が違うんだよね。

そういう所でも、投資を早めに初めて投資慣れ・相場慣れした方が、今後のチャンスの回数は大分違うものになるからね。

フラン

投資信託

投資家から集めた資金を運用のプロである「ファンドマネージャー」が代わりに運用してくれます。

投資した人たちは、ファンドマネージャーが利益を出したら配当金を受け取る事が出来ます。

ですが、価格変動がある商品の為、自分が投資した分の「元本保証」はありません

投資信託のオススメ理由

  • リスク分散が出来る
  • 小額から投資できる
  • 運用はプロがやってくれる
  • 選択できる商品が豊富

 

メリット

  • 投資信託の投資先は1つでなく「株・債券・不動産・資産」など複数の投資先を運用商品に組み込んでいるために、リスク分散する事が出来る
  • 商品・銘柄選びもファンドマネージャーがやってくれるので、初心者の方でも安心です。
  • 投資するには、ある程度の資金が必要になる事が多いのですが、投資信託は多くの投資家から資金調達してまとめて運用しているので、1人の投資額が少なくて複数の投資先に投資することが可能です。

 

投資信託には大きく分類すると

  • 株式を商品に組み入れた「株式投資信託」
  • 株式を一切組み入れない「公社投資信託」

2種類あるのですが、他にも

購入可能期間・投資する地域・投資対象など、細かく分類して選べる事が出来て、選択枠が多いので自分に合った投資信託を選ぶ事が出来ます。

 

デメリット

1,元本保証がない・コストが掛かる

価格変動がある商品の為、元本より値下がりしたり・投資先が倒産してしまうリスクが考えられ、元本保証はがなく損失の可能性もあることを理解しておきましょう。

海外と取引している投資信託では「為替変動リスク」や「カントリーリスク」などの影響もうけるので注意しましょう。

カントリーリスクとは

外国(投資先の)経済的要因・政治的要因・社会情勢などによって損失が発生すること

2,手数料が掛かる

また投資信託は、ファンドマネージャーに投資運用を依頼しているので手数料が掛かります。(手数料は投資信託毎に違うため、申し込む前にしっかり確認しましょう)

主な手数料 内容
購入時手数料 購入時・換金時に販売会社に支払う費用で、申し込みした商品の数%購入時に手数料が無いこともある
運用管理費用 投資信託を運用している期間、保有額に応じて支払う費用で、年率何%か決まっているため日割り計算して支払いしている、

信託財産から差し引かれる

監査報酬 投資信託の監査にかかる費用、決済ごとに監査法人から監査が義務付けられているため、投資財産から差し引かれている
売買委託手数料 株式などを売買する時にかかる費用、運用によりかかるため自残にいくらかかるか解らない、発生するたびに信託財産から差し引かれる
信託財産保有額 投資信託を購入・解約する時に支払う費用、運用資産に組み込まれている、投資信託によって差し引かれるものと引かれないものがある
プラス
投資信託は、システムが良く解からなくて今まで手を出さなかったけど、少し勉強して投資してみたい商品の1つなんだよね。

企業型拠出年金(DC)」は、主に投資信託で運用で利益も出ているから、個人でも始める価値はあると思っているんだ。

株式より、分散投資できるしね!!

参考記事

企業型確定拠出年金って忘れてない?運用しないと損ですよ!!

投資信託もよく耳にするけど、

銀行で勧められて始めたけど、大損こいた!!

って、話を聞くからイメージがあまり良くないような・・・?

銀行で勧める投資信託は「銀行が儲かる投資信託」で手数料が高いのが多いって聞くから、銀行で勧められた時は気を付けないとね!!

手数料はしょうがないとしても、必要以上に払う必要は無いからね!!

フラン

 

 

株式投資

株式会社が資金を調達するために行われる投資方法で、株を購入した投資家は「株主」と呼ばれ「配当金」や「株主優待」を受け取る事が出来ます。

株を購入出来る「上場企業」は約3800社もあるので、選択枠が多く馴染のある企業などの株主にもなる事が可能です。

メリット

  • 少ない資金でも投資が可能で配当や優待を受けれる
  • 多くの投資先から選ぶ事が出来る

 

株は1単位=100株なので多額な資金が必要だと思いがちですが、企業によっては1株数百円の企業も多い為、数万円から株主になる事も出来ます

 

デメリット

  • 価格変動があるため値下がりリスクがある
  • (外国株の場合)為替変動やカントリーリスクがある
  • 投資先の会社が倒産する可能性がある(倒産すれば株は紙くず)
  • 投資する企業の今後を見極め選択する知識が必要
プラス
僕が一番最初に始めた金融商品は株式で「低位株(クズ株)」から、始めたんだけど成績は散々だったよ~。

でも、少し相場になれたからもう少し勉強して個別株のトレードを再開したい気持ちもあるんだよ。

やっぱり株式はルールを決めてトレードすればチャンスが多い金融商品だと思うしね!!

株トレードはテクニックだ!!」って、いう人も居る位だからね。

サラリーマンだとトレードする時間が少しネックだけど、注文方法も多彩にあるから、ちゃんと勉強してからトレードしないとね!!

で、プラス君の事だから含み損抱えてヘタるんだよね~。

フラン

まとめ

今回は、ザックリと初心者オススメの資産運用を紹介しましたが、

いざ資産運用を始めようと思っても、種類は沢山あるし何から始めていいのか良く解かりませんよね。

資産運用の基本

「分散・長期・積立」

ですので、そのことを頭において運用を考えるのが良いと思います。

初心者ですと、リスクを取ることが怖いと思ってしまうかもしれませんが、

これからの時代はリスクを取って行かないと資産は増えていかないし、リスクが取れないこと自体がリスクになる時代になると思います。

リスクを過剰にとるのは良くなりませんが、程よいリスクは意外と慣れてしまうと思います。

資産運用は、余剰資金で自己責任で行いましょう!!

 

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