数ある通貨ペアの中で、自動売買においては「最強通貨ペア」と言われている
「豪ドル/NZドル」ご存じでしょうか?
FXで有名な通貨と言えば、ドルやユーロが頭に浮かぶ人が多いと思います。
通常、FXの取引をするならドルやユーロのように、取引量が多い通貨でトレードするのがセオリーですが、
ドルやユーロと直接関係のない通貨で、尚且つ自動売買で運用している(もしくは運用を考えている)人には、真っ先に思い浮かぶ通貨ペアが「豪ドル/NZドル」だと思います。
実際、僕も4月をめどに「豪ドル/NZドル」の通貨ペアで自動売買を仕掛けました。
今回の記事は
- 「豪ドル/NZドル」 通貨ペアで自動売買(トラリピ&ループイフダン)
です。
「豪ドル/NZドル」の通貨ペアの魅力や、僕の仕掛けなどを紹介したいと思います。
もくじ
豪ドル/NZドルの魅力は?
「豪ドル/NZドル」とは、オーストラリアとニュージーランドの通貨の事で、「オージー・キウイ」と、呼ばれることあります。
以前は、「豪ドル/NZドル」共に高金利通貨として人気が有りましたが、近年では世界的に低金利でスワップポイント狙いの通貨としては魅力は少し低減していますが、
取引に必要な証拠金が米ドルやユーロと比べると少なくて済むので資金が少ない人には、同じ資金でも多少多めにポジションが持てるのは魅力ではないでしょうか?
オーストラリアとニュージーランドは国同士か近い為、市場では環境的にも経済的にも似たような動きになりやすい傾向があります。
そのため、他の通貨ペアに比べて「豪ドル/NZドル」は相関関係が強い為、狭いレンジでの相場が形成されやすいのでリーピート系の自動売買では比較的リスクが少なめで人気のある通貨ペアだと言えます。
「豪ドル/NZドル」の通貨ペアでは、流通量が多い米ドル・ユーロの影響が受けにくい為、ショック相場において比較的に暴落や暴騰が少なく「ショック相場に強い」とも言えます。
豪ドル/NZドル通貨ペアの特徴
- 近年5年以上、狭いレンジでの値動き
- ショック相場に強い
- 取引する時の証拠金が安い
証拠金も、両通貨供安いから裁量取引でも資金が少ない時には助かるしね!!
それも2年続けて正月に・・・
本来は、それを見こして仕掛けるべきなんだけどね~。
豪ドル/NZドルの自動売買は両立て?
FX自動売買の運用で、リスク回避の手法以外では「両立て」は、あまり推進されていません。
その理由はFXの性質上、多くの場合“含み損”を抱えた状態であるからだと思います。
両立てをするという事は、何時まで経っても含み損は解消されにくい訳です。
仮に(売り買いどちらでも良いのですが)トレードを開始してから、自分の思惑通りに相場が動いたとすれば、利益が出て含み損もそれ程ない状態になって、
逆に相場が自分の思惑に反した場合でも、ポジションを多くとってロスカットさえされなければ、相場が戻ってくれば含み損は減り利益も出るのですが、
両立ても場合は売り買いどちらに相場が動いても一定以上の含み損を抱える事になり、トレードを終了するにもタイミングを図らないと損失額が多くなってしまいます。
まだ設定以内で相場が動けば良いのですが、設定から外れた場合は利益にもならないし、含み損が増える一方の状態になる可能性もあります。
そういった意味では、ここ10年近く一定のレンジ内で相場が動いている「豪ドル/NZドル」は自動売買の両立て戦略でも有効な手段だと思われます。
実際に、マネースクエアの投資レポートなんかでも、両立ては推進しないような事を良く見かけますが「豪ドル/NZドル」に限っては、
専用のDMが届いたり、売り買いのスワップを“0”にするキャンペーンを延長したりと、かなりの推しな感じます。
その口ぶりだと今はやっていないんでしょ?
ある日を境に、ほとんど決済通知が来なくなったんだけど、どうやら仕掛けレンジから外れたみたいで、
気づいたら(売りの方だったと思うけど)仕掛けいっぱいまでポジションを持っていて、尚且つ仕掛けレンジからかなり外れたとこので相場が動いていたから取引を停止したんだ!!
最終的には1年位運用していて10%位の収益が出たから、まぁまぁ~だったかな?
僕はなるべく資金を減らしたくなかったから持つ方を選んだって感じかな?
豪ドル/NZドル 僕の自動売買の設定
「豪ドル/NZドル」両立て設定
僕の「豪ドル/NZドル」の設定は、トラリピ・ループイフダンとも少し安全運転の
「1回の決済利益が¥400になる両立て戦略」
で、運用しています。
「豪ドル/NZドル」は、狭いレンジで上下動する通貨ペアですので、もう少し狭い利益(例えば1回の決済で¥100~¥200位)の方が決済回数が増えて収益も上がると思のですが、
僕の考えでは、それなりに長期運用するなら少し広めのレンジで仕掛けたいと思っていて、そうすると利益幅が狭いとどうしても仕掛けのレンジも狭くなってしまう(資金的な問題で)し、だからと言って広めにレンジ幅が取れる程の資金も無かったからで、
資金的に余裕のある方は1回の決済で¥100~¥200の利益を2本とか3本にするやり方もアリかもしれませんね。
以前、インヴァスト証券の「トライオートFXのコアレンジャー」で運用していたことがあるのですが、
1回の利益が¥150で、多い時には1日で(売り買い設定ですので)10回位決済の通知が来たこともある位動くこともあるので、そういった時にはすごく楽しのですが、
一旦おいしい所のレンジを抜けると中々決済しないという特徴も経験しているので、仕掛けレンジは広めに取りたいという気持ちが強いのかもしれませんね。
と言うより、ポジションが2本や3本だと自動売買のうまみが無いと思うんだ。
その為には運用開始してからは、相場は自分の戦略に逆行して動いてくれた方がポジションを多く持てるんだよ。
一番良いのは、設定いっぱいまで逆行してくれて、ポジション全部持ったところですぐさま反発してくれるのがベストなんだけど、そう上手くは行かないよね!!
慣れていないと含み損も怖いからね~!!
それと、含み損は将来的には収益の種だという事を理解しないとね。
含み損が良いとは言わないけど、自動売買はそういったものだと
「割り切る・もしくは理解していない」
と、結局無駄な損失を出しちゃうと思うんだよね!!
あとトレードを辞めるときの引き際が難しそうだね!!
両立ての場合は、常に売り買いの割合が(設定によっては違ってくるかもしれませんが)一緒だから含み損は中々減らないから辞め時は難しいかもね?
あと、必要以上に相場が上下動した時、売り買いともに決済しないポジションを持っちゃうと、含み損も多くなっちゃうのも理解しておかないとね!!
だから僕は少し多めの資金で運用しているんだ。
そういう事もあるから、ある程度は相場も気にしておかないとね!!
まとめ
FXの自動売買初心者の方なら、まずはメジャーな通貨で取引する方が無難だと思いますが、
何度か暴落や急騰・最悪ロスカットなんかを経験すると、安心できる通貨ペアでの運用を憧れを抱く方も居ると思います。
そういった方には「豪ドル/NZドル」は、かなりオススメな通貨ペアだと思います。
「絶対・間違いがない・有り得ない」
と言ったことは無いので、資金的に(特に自動売買では)少し余裕を持った設定を心掛けましょう!!
最悪、ロスカットされなければ損失にはならないし、資金的・気持ち的に耐えれれば、相場が自分の考えと逆行しても、
時間は掛かるかもしれませんが相場は(無理な設定でなければ)戻ってきます。
設定から外れて収益が全く出ないより、決済回数は少し落ちるかもしれませんが、なるべく長い間決済してくれる設定の方が、
長い目で見れば収益率は高くなるのではないでしょうか?
自動売買はシステムがトレードしてくれるお手軽さは便利ですが、その反面「ロスカット」も容赦なく設定通りに実行してくれるので、
ロスカットが嫌な人は特に設定と資金管理を徹底して、少しでも安心して運用できるトレードを仕掛けましょう!!
資産運用は自己責任で!!