前回の記事(株式トレード前の基本の「キ」!!知らなくても良い事だけど・・・)でも、紹介した株式売買の基本の「キ」の2回目です。
こんな方におすすめ
- 株式トレードの基本の「キ」 その2 こんな株なら購入しても良いかも?
今回も、知らなくても全然問題は無いけど、知っていれば少しは役に立つかも程度の内容です。
もくじ
株を買おう!!と、思うけど、どの位から買えるの?
株のトレードを既にやっている人なら、
株式購入は、それぞれの銘柄で売買単位(単元)が決まっていて、多くの銘柄で1単元=100株だと知っていると思います。
メモ
1単元とは・・・それぞれの銘柄の売買可能な最小単位の事
1単元以上でも、端数は購入が出来ないので、1単元が100株なら200株300株と100の倍数で注文をしなければなりません。
ですから、1株=2000円なら資金が最低20万円位(手数料が無ければですが・・・)必要になるので、
「株式投資=お金を持っている人がやる物」
と、イメージが付いているのかもしれませんね。
しかし、株式の中には、それこそ数百円から購入が出来るので、必ずしも株式投資をやっている人は、お金持ちばかりではないと思います。(しかし投資は余裕資金でやりましょう!!)
最近では、証券会社のサービスが向上して「1株単位で売買することが可能」なS株やプチ株などの「ミニ株(単元未満株)」で、投資が出来るようになったので、資金的にも手が出しやすくなっていると思います。
ミニ株って、なんだ?
ミニ株とは、通常の売買単位の10分の1で株数で取引できるサービス
で、資金が少なくも取引できるので、初心者にもってこいの取引方法ではないでしょうか?
一般的に株価というのは優良銘柄であればあるほど、株価の水準が高くなる傾向があるので、
初心者が優良銘柄を手に入れようと思っても、一単元を購入するには予算が足らなくて買えない・・・
と、言った経験がある方も多いのではないのでしょうか?
しかしミニ株で購入できれば、とかく値張りがちな優良企業の株でも、本来の価格の10分の1で購入できるのであれば、グンと手が届きやすくなると思います。
ミニ株にも良い事ばかりではなく、ミニ株ならではの制限もあるので注意しましょう。
注意ポイント
- 本来の売買単位の一単元に満たないので、株の発行企業の株主名簿に名前が載らないので、株主優待や株主総会といった株主の権限が行使されない。
- 指値注文が出来ない(注文を出した翌日の寄り付きで取引が成立するため)
- すべての証券会社がミニ株を取り扱っているわけではない(購入出来る銘柄はそれぞれの証券会社が指定した銘柄に限られる)
ミニ株のメリット
- 1単元の10分の1から売買できる
- 小額で優良銘柄を手に入れる事が出来る
- 配当金・株式分割は保有株数に応じて受け取れる
ミニ株のデメリット
- 指値注文が出来ない
- 翌日の寄り付きでしか売買が成立しない
- 株主優待を受け取ったり、株主総会に参加できない
- 扱っている証券会社や銘柄に制限がある
プラス君じゃ~その資金工面するのはムリだね!!
ミニ株はどうして発生するの
その主な原因は「株式分割」なんだ。
株式分割とは1株を1.5株や2株にするなど、発行済の株を細分化して総数を増やすことで、コストをかけないで保有枚数を増える事になるんだけど、
理論上、株価の価格が変わることは無いんだけど、株式分割を行うと多少割高で落ち着くことも多いから、時価総額が増えるケースも結構あるんだよ。
何かメリットがあるんでしょ?
またベンチャー企業みたいに株価がうなぎ上りに上がって行って、最終的には最低購入価格が数百万円になってしまうことも珍しくなくて、
株式分割によって1枚当たりの株価を下げることによって小額で投資できるようになって、結果として流動性が高まり個人株主も増えるんだ。
また、大幅な株式分割を行うことによって、その間の株価の乱高下を利用してM&Aを行う手法もあるみたいだね。
配当金に変わりがなければ保有株数が増えるので、その分受け取れる配当金も増える事になるんだ。
あと、これから購入しようと思っている投資家にとっては小額で投資できるチャンスでもあるんだ。
ミニ株(単元未満株)は売る時にも注意が必要
ミニ株などの「単元未満株」は、残念ながら通常の方法で売買する事が出来ません。
処分するには、証券会社との相対取引や買取請求などによって処分できます。
相対取引とは
株式市場ではなく、証券会社が直接、売買の相手方となって取引する事
買取請求とは
企業が定款で単元未満株の株券を発行しないことを定めた場合は、企業に直接請求を行うことで買い取ってもらう事が出来ます。
これは、いわば株主に約束された権利ともいえます。
買取請求を行うときの買取価格は、買取請求書が手続きの代行機関に到着した日の終値というのが一般的です。
その後約1週間で買い取ってもらった株の代金が支払われます。
企業によっては、1単元になるまで単元未満株を買い増しできる買増制度を導入している企業や、S株取引のようなサービスを利用して、単元株にするという方法もあります。
「るいとう」って何?
「るいとう」とは「株式累積投資」の略で、ミニ株と並ぶ小額投資の王道です。
投資のスタイルとしては、名前からのイメージどうり「一定額を継続的に投資する」スタイルです。
毎月、1銘柄につき1万円以上の金額を買い付けるのが原則で「ドル=コスト法の原理」が働き、結果として平均購入単価を低く抑える事が出来るのも「るいとう」の魅力の1つですが、
こちらも株主優待を受け取ったり、株主総会に参加したりできませんが配当金や株式分割は枚数に応じて受け取る事が出来ます。
「るいとう」のメリット
- 毎月、1銘柄1万円から購入出来る
- 自分で売買注文を出さなくても自動的に買い付けしてくれる
- 配当金・株式分割は保有枚数に応じて受け取れる
「るいとう」のデメリット
- 毎月、1銘柄1万円から購入出来る
- 自分で売買注文を出さなくても自動的に買い付けしてくれる
- 配当金・株式分割は保有枚数に応じて受け取れる
株式の関するいろいろな数字
株式の売買はしていると、株価以外に色々な数字を見ると思います。
気にしなければ全然トレードには関係ないかもしれませんが、
知っていれば何かの役に立つかも?(疑問が解消されるかも?)
しれないというか、少し勉強した方なら常識の範囲ですが、僕みたいな勉強嫌いだと意外と知らない数字もあるので、自分の勉強を兼ねて紹介してみたいと思います。
株のトレードで成立した取引の決済はいつ行われるのか?
株のトレードが成立しても、直ぐに株券を受け取ったり売買代金が清算されるのではなくて、決済(受け渡し)されるのは、4営業日目になります。
この時、証券会社の休日はカウントされないので注意しましょう。
しかし現在ではオンライントレードは主流になっているので、直接株券を受け取ったり代金を支払ったりの取引はめっきりと減っているみたいですね。
しかし原則は「株券の代金の受け渡しは4営業日目」というのが基本形なので、頭の片隅にでも置いておきましょう。
配当を受け取るには何日前に購入すればいい?
配当目的で株を購入しようとしても株価買って直ぐに株主と認められるわけではないので注意しましょう。
配当金や株式分割・株主優待などのメリットを享受するには、「権利確定日」までに株主になっておく必要があります。
権利確定日に株主と認められるには、前日までに受け渡しが終了している必要があります。
受け渡しは、売買成立の日を含めて4営業日目に行われるので、権利確定日に株主になっているためには当日から起算して5営業日前には株を購入していなければなりません。
配当などの権利を受けられるのか、どうかは権利確定日をまたいで株主になっていれば良いので、権利確定日さえ過ぎてしまえば株を保有していようが売却していようが関係なく配当などは受け取れます。
また、「権利確定日」から5営業日前を過ぎてしまうと、配当金や株式分割の権利を受ける事が出来ないので、「利益確定日」翌日に株価が下落する「権利落ち」という現象はよく見られます。
株価は1日でいくら価格が動く?
株価は1日に無限に乱高下するのではなく、1日で動く値幅は決められています。
あまり大幅な価格変動によって株式市場が混乱すると、投資家に予想以上の損害を与える可能性があるためです。
極端な値動きを避けるために、あらかじめ1日に最大限動いても良い値幅(制限値幅)が決められていて、制限値幅いっぱいまで株価が動いた状態を「ストップ高」「ストップ安」と言います。
制限値幅は前日の終値を基準に価格帯毎に制限値幅が決められています。
制限値幅の例
前日の終値 | 制限値幅 |
100円未満 | 30円 |
100~199円 | 50円 |
200~499円 | 80円 |
500~999円 | 100円 |
1000~1499円 | 200円 |
1500~1999円 | 300円 |
2000~2999円 | 400円 |
3000~4999円 | 500円 |
5000~9999円 | 1000円 |
10000~19999円 | 2000円 |
権利確定日とか、勉強していれば良い所で入れるかもしれないしね!!
トレードは技術だ!!
みたいなこと聞いたことあるけど、こういった事なのかなぁ~?
投資家に見る数字って?
投資をやっていなくて、経済のニュースを見ない人・興味が無い人ではあまり気にしないと思ますが、じつは日経平均株価って「日銀(日本銀行)」が多額の資金を投じて買い支えているって知っています?
前政権の安倍内閣時の「アベノミクス」の3本の矢って、聞いたことがあると思いますが、その中の1矢が簡単に言うと株価を上げて経済状況が良い(景気が上がっている)と、
嘘で塗り固められた好景気を演出するために、何と数百億円を毎年「日経平均株価」に反映されるETFを購入しているんですよ。
それ全部税金なんです。
株価が上がれば企業の資産価値は上がると思いますが、株を購入している人口がずば抜けて低い日本においては、個人でその恩恵を受けている人ってかなり少ないと思います。
では、誰が設けているか?って
多くの場合“海外の投資家”です。
日本の株価が値上がりすると外国人投資家が儲かるってどういう事???
それも税金で・・・。
納得できませんよね?
そのくせ、株価が上がったから、
「日銀の含み益が何ン兆円になった」
て、言っているけど、日銀は買った株売らないから、数字的には儲かっているけど、僕たちには還元されないんですよね~。
だって、売ったら日経平均株価下がるし・・・。
そんなことしているから、日本の企業の7割くらいが日銀が筆頭株主だって言われるんですよね。
それでも、最近では日本でもやっとインターネットの普及で取引が手軽になったり、手数料が手頃だったりで若年層から社会人・主婦・年金生活者まで多くの人が資産運用を始めていて、
インターネットのアンケートによると20~40代のビジネスマンの約4割は将来の資産形成の為、株式投資を含む、何らかの資産運用を始めていて不動産以外の保有資産は平均額は1200万円というデータもあります。
資産運用に用いている金融商品は全体の43.7%が株式投資で35.6%が投資信託になってい、
配当金や値上がり益・株主優待の取得も出来る国内の株式投資が最も人気が有って、次いで比較的リスクも低くて積立投資しやすい投資信託や公社債などの債券投資が人気が有るみたいです。
最近では、多くの証券会社が取引を開始しているアメリカなどの海外株式も人気が出てきて売買手数料も低下してきているので注目の商品です。
一昔前は資産運用(株式を保有している)をしている人の割合は、約20%位しかいなかったみたいなのですが、
最近資産運用をしている人の割合が増えてきた背景としては,
20~30代では49.6%が「将来の生活に不安」があるからで最も多く、42.7%が「今の収入を増やした」というデータあり、
投資による収入の増加や株主優待の取得による現金支出の削減を期待しているみたいですね。
って思うんだよね。
例えば、業績悪くても日経225に組み込まれている企業なら、それなりに株価も上がっていくわけで、それって本当の企業価値なのかな?
って思っちゃうんだよね~。
結局、トレードしている人か日経225に採用されている企業しか美味しい思いしていないような???
株価上昇にこだわるって、そんなに「バブル経済時」が恋しいのかな?っと、思っちゃうよね!!
投資家が見ている数字って?
多く投資家は、何だかの判断により金融商品の売買を決定しています。
それがチャートなのか収益率なのかは個人(の好み?投資手法?)によって違いますが、参考までにどんな数字で判断しているのか目安になると思いますが紹介していこうと思います。
株式投資初心者の収益率は「1年目は0%」でも十分
資産運用初心者の人は、やはり「収益を増やした」という気持ちで始める方が多いと思います。
しかし現実は、一般的には負けている投資家の方が多いのではないでしょうか?(感覚的にですが・・・)
仮に勝っている人でも、大勝なのか僅かな勝ちなのかまでは解りませんよね?
やはり大事なのは、退場せず続ける事だと思います。
特に初心者で1年目であれば、最終的にプラスマイナス「0」・収益率であれば「0%以上」であれば十分な結果ではないでしょうか?
そのくらい収益を出すのは難しいと思ってやれば気も楽ではないでしょうか?
ではなぜ「0%以上」で上出来なのか?
という話になるのですが、
初心者の方は、株のやり方や仕組みなどの全体が把握できていない状態で投資を始めるわけですから利益を出せないのがある意味当然で、
収益率が0%以上、つまり損失を出していなければ、今後十分に株式投資をやって行く素質があると思います。
1年目はムリして勝負をするのではなく、知識や経験を積む期間にして資金を貯めておき、相場が大きく動いた時に収益を出せる様にしておく準備期間だと考えれば良いと思います。
収益率とは
投資した金額が、一定期間にどれだけの収益(利益)をもたらしたかを表す数字で、つまり元金に対する収益の割合のこと
株式投資の配当利回りの平均・東証1部2.61%・東証2部1.66%
儲かる株を選ぶ時、重要なポイントの1つが「配当」で、安定的に「配当」で儲けるためには「配当利回り」に注目することが大切です。
配当利回りが高い「高配当株」は、株式市場が下落しても株価が下がりにくい為、初心者の方にもおススメです。
「配当」は、企業が設けた利益を株主に還元する事なので、企業の利益が減ると「配当」を大幅に減らす企業も有り、そうなれば「配当利回り」も低くなってしまいます。
ですから、安定的に高い水準の配当をもらえる「高配当株」を選ぶことが大切で「高配当株」を探すときの注目点を紹介します。
チェックポイント
1、「配当」を安定して出している企業・「増配株」はおススメ!
高水準の配当が継続して出されているかは、企業の配当に対する姿勢の表れです。
高配当株は、利回り狙いの買いや長期保有者の多いので、株価が安定してるケースが多いのが特徴です。
ただし配当が減ると、配当狙いの投資家が株を売ってしまい、株価が大きく下がる可能性もあるため、減配(配当は減る)リスクの小さい配当を増やし続けている「増配株」はおススメです。
例えば、長期で1株当たり32円の配当をキープしている「大日本印象(7912)」など
2、業績にブレがない・安定している企業 配当性向は50%以下がねらい目
配当を継続していくためには、企業の業績が大幅な増減が無く、安定しているかも重要なポイントです。
業績を確認する時に一緒にチェックしたいのが「配当性向」です。
「配当性向」とは、利益の中から配当金をどの位支払っているかのパーセンテージであらわしたものです。
配当性向=(1株当たりの配当金/1株当たりの利益)×100
日本株の配当性向の平均値は約30%と言われていて、利益のすべてを配当する配当性向100%の企業も有るみたいですが、そうした企業は業績が悪化した時には減配するリスクもあるので注意しましょう。
企業の業績や財務内容によって違いはあるかと思いますが、配当性向は50%以下の企業から選ぶと無難なような気がします。
3、キャッシュフローで「現金及び現金同等物」が多い事
企業が配当を継続して出していくには「現金(キャッシュ)」が潤沢かどうかも条件として欠かせないので、銘柄を選ぶ時には業績ページの「キャッシュフロー」という項目もチェックしましょう。
「キャッシュフロー」とは企業がどれだけ現金を持っているかを示すものですが、そのなかでも「現金及び現金同等物(すぐに換金が可能な定期貯金や短期投資)」などの水準が、過去の数値と比べて安定していて、
十分な金額を保有しているのかをチャックしましょう。
キャッシュの水準が高くて安定しているという事は、配当を継続できる条件が整っている事となります。
株で儲ける人は勉強好き! 企業や経済の研究をする人は90%以上?
少し古い資料(参考:マクロミル・2005年1月)になりますが、株式投資で成功(設けている)している人の約9割の人が「企業や経済の研究をしている」と、データがあります。
株式投資の本質は「企業に出資して事業の成功によって対価を得る」ですので、当然「企業の研究」は欠かす事が出来ないのは、あたり前の事なのかもしれませんね。
でも、初心者の人では企業の何を研究・分析して投資するのかイマイチ解りませんよね?
ここでは、どういった資料・指標を見て研究していけば良いのか、大雑把に一例として消化していきます。
企業研究の基本は「決済書」の分析から
一般的に企業研究の方法としては「会社四季報」や「日経会社情報」などを参考に、掲載されている企業の業績や財務指標を読み取り、企業間の比較や、企業の成長性を推測したりします。
上場企業は、決まった書式で決済書の作成をして、それを「有価証券報告書」や「決済短信」などで公告することが義務着けられています。
基本的には「会社四季報」なども企業が発表した「決済書」をもとに、見やすい統一フォーマットで整理しなおしたものです。
参考
「日経会社情報」とは
1979年に日本経済新聞が創刊した、株式公開企業の業績や状況などを掲載した情報誌。年4回発行される。
「会社四季報」とは
1936年に東洋経済新報社が創刊した、株式公開企業の業績や状況などを掲載した情報誌。年4回発行される。投資家が投資先を選ぶ際の資料とする。
「有価証券報告書」とは
株式などの有価証券の発行会社が金融庁へ提出する書類。会社名から所在地などの基本情報から、事業概況・財務諸表・設備状況・経理状況など、会社に関する詳細な状況が記載されている。
「決済書」とは
「有価証券報告書」中の財務諸表(貸借対照表・損益計算書・キャッシュフロー計算書・利益処分計算書)です。
「決済書」の内容が理解できれば、将来的に株価の上昇が期待できる「割安株」を探すのに役に立ちます。
「割安株」とは、企業の実態からみて株価が相対的に安くなっている株の事を言います。
本来、市場参加者全員が完全に合理的に行動するのであれば「割安株」は発生しないのですが、必ずしもそうではないので相対的に割安のなっている株は常に存在しているので、
そこで中長期的に見ればこの割安・割高株は修正されて「正しい価格」に近づいていくと考えられるため、割安株を探して投資する方法を割安株投資(バリュー株投資)といいます。
反対に、株価が割高であっても企業が大きく成長すると見込めるなら、割高感は修正されると考えるなら成長株投資(グロース投資)になり、主にベンチャー企業などが投資対象になります。
「割安株」は、あくまでも同種他社などと比べて「相対的に」株価が割安であるという事が必要で、「割安株」を探すのに共通の基準として「決済書」や、
「決済書」を元にして作成される財務指標や投資指標などが挙げられます。
「決済書」の数字は「比率」で比較してみることが重要で、
例えば「A社の利益が一億・B者の利益が三億」
では、実際どちらの企業の方が業績が良いのかは判りません。
かりにA社の売り上げが10億・B社の売り上げが100億とすれば、A社の利益率は10%・B社の売上率は3%なので、利益率でみればA社の方が優れていると判断できると思います。
また、A社の前年度の利益は1.5億・B社の前年度の利益は2億だとすれば、A社は前年度より利益が減っているけど、B社は前年度より利益が増えているので、こちらの方が優れていると判断できると思います。
このように、財務指標や投資指標は比率化して相互比較してみるということが重要になってきます。
比較には「タテの比較(同一企業の時系列比較)と「ヨコの比較(他企業との比較)」があって、それらを組み合わせることで数字の真の意味が浮かび上がってきます。
まとめ
今回も自分の復習と、いうより新しく勉強し直した感じになりましたが、株の売買に関する基本って、
「正直あまり理解していなかったなぁ~」
と、思いました。
ただ何となくチャート見て形的に良さそうだなと判断してトレードするですから、たまには儲ける事もありますが所詮はギャンブル行為・・・当然、勝つことなんて夢のまた夢!!
破産しなかっただけ、運が良かったとも思っています。
と、言う事で次回も株式トレードの基本の記事(次が最後になると思いますが)を書いていきたいと思いますので、宜しくお願いします。