僕も「ひまわり証券」で取引をしている
クリック株365
に、9月13日より新しく2銘柄が追加され全6銘柄になります。
新しい2銘柄は告知自体は昨年からされていたのですが、システムの関係か準備ができなかったのかは知りませんが、やっと取引開始になりました。
今回の記事は
- クリック株365に2銘柄追加!!
- 新しい銘柄はどんな商品?
を、記事にしていきたいと思います。
もくじ
新しい2銘柄はどんな商品?
新しく追加される2銘柄は
- 金ETFリセット付き証拠金取引
- 原油ETFリセット付き証拠金取引
の、2銘柄です。
今まであった4銘柄に加え2銘柄・全6銘柄になったのですが、取引の特徴は全く一緒で、「リセット付き」の商品になるので、
今年で言えば9/13~取引開始で、2022年12/15(日経225は12/8)が最終取引日で、リセット日が2022年12/19(日経225は12/9)に全ポジション決済されます。
クリック株365に関しては、昨年から「リセット付き」になったので長期保有が出来なくなってしまったのが不便ですが、
日経225や通常のCFDやETFより、
1枚の証拠金が少なく済むので証拠金維持率に気をつけていれば取引のハードルは低めですが、
その分大きく動いた時には少し怖い商品です。
さて、今回新しく2銘柄について少し触れておきましょう!!
金ETFリセット付き証拠金取引とは?
先に一応断りを入れておきますが、今まであった4銘柄も正式には「日経225リセット付き証拠金取引」など、
すべて「リセット付き証拠金取引」が名称についていますが、今回は新しい2銘柄以外は「リセット付き証拠金取引」は省きますね。
金ETFリセット付き証拠金取引は「SPDR®ゴールド・シェア(ETF)・証券コード:1326」を原資産とした商品で、
概要は円換算した「金地金価格(ロンドン金値決め)」との連動を目指すETFです。
値動きとしては、金は世界共通の「安全資産」として有名ですが、大雑把な言い方になりますが、
世界景気が安定していて株価などが値上がりしている時には金価格は値下がりしやすくて、
逆に世界が不安で戦争や紛争、株価の暴落時には値上がりする傾向があります。
株式ベースと違って値動きは比較的穏やかで、あまり値下がりもしない(どちらかと言えば上昇しかしな?)イメージがあります。
現物の「金」も資産として人気が有りますが、「金」が世界の共通資産として認識されているのは強味ですね。
しかし、近年の「ビットコイン」の登場により「安全資産」としての「金」がどのような認識に変わっていくのかがリスクと言えばリスクだと思います。
金の価格(SPDRゴールドシェア)と米ドル/円の値動きの価格変動は、金の価格の方がおおよそ2倍近く動いています。
米ドル/円の値動きが小さい(安定)しているのは確かですが、昨年の“コロナショック”の時にも株式市場が世界中で暴落した時も、
安全資産として金を買う動きがあったことを考えると、まさしく「有事の金」と言われるのもうなずけます。
また、コロナの影響とも言えますが、現在世界規模で「低金利」なのですが、金自体は金利や配当などは無いのですが、
景気悪化などの低金利の環境では、こうしたデメリットが目立たなくなり相対的に投資妙味が増すと考えられ、
2020年3月にアメリカのFRBがゼロ金利政策を導入した時には2020年6月には約9年ぶりに「史上最高値」を更新しました。
原油ETFリセット付き証拠金取引とは?
原油リセット付き証拠金取引は、「WTI原油価格連動型上場投信(ETF)・証券コード:1671」を原資とした商品で、
概要は円換算した「ニューヨーク商業取引所(NYMEX)におけるWTI原油先物の直近限月の清算値」との連動を目指すETFです。
原油と言えば、僕たちが一番身近に感じる価格変動は「ガソリン」だと思うのですが、「ガソリン価格」とはほとんど連動性はなく、
原油価格も「OPEC」などの産油計画などや、世界情勢で上がったり下がったりがそれなりに大きいイメージがあります。
一番記憶に新しいのは、昨年「原油価格が-20ドル近く」まで下がったのは衝撃的で、多くの方が痛い目になったのではないでしょうか?
現在は原油価格は60ドル前後を行ったり来たりしているのですが、
意外と値幅が大きいので「ループ株365」では狙い目の商品になるかもしれませんね。
原油の価格は「需要と供給」の変化によって大きく変動するのですが、毎週発表されるアメリカの「原油在庫指標」も注目されていて、
指標発表の前後には大きく動く場合もあるので、取引をされる方は、「原油在庫指標」もチェックすることをおススメします。
原油は限りある資源なので、需要と供給の変化で大きく価格が変動します。
2021年の上期でNYダウと米ドル/円との変動率の比較をするとNYダウで2.5倍・米ドル/円に当たっては5倍近く原油の方が値上がりしています。
参考
- 価格変動率=(期間高値-期間安値)÷期間仲値×100%
- 期間仲値=(期間高値+期間安値)÷2
自分なら取引するか?
クリック株365に、せっかく新しい商品が登場したので取引したい気持ちはありますが、僕自身は恐らく取引はしないと思います。
何故、取引しないのか
- 資金が無い
- 取引をするなら「ループ株365」で運用したい
- 「ループ株365」で運用したと考えて、金は動かなすぎ・原油が動きすぎで怖い
など、理由は浮かびますが、結局は資金不足で・・・
しかし、証拠金で考えると(1枚当たり)
- 金の証拠金は¥35910
- 原油の証拠金は¥6420 (原資の価格で変動はします)
なので、特に原油に関しては証拠金がNYダウのミニサイズより安いので、裁量(手動)で数枚買ってみる事はあると思います。
金の証拠金も日経225の約半分位なので、今後価格が下がった所を「買い」で数枚保有するのはアリだと思っています。
ETFで保有しても良いのですが、上図の様に「クリック株365」なら取引時間に余裕があるし、いざと言う時には、
直ぐに手放せるからリスク的にも短期保有なら「クリック株365」の方が有利だと思っています。
上図のチャートは新銘柄の金と原油のチャート図ですが、この1週間で見るとそれなりに価格の変動幅があるのが解りますよね。
この1週間が特別動いたのか、この値動きが通常なのかは、今の時点では読めませんがETFと連動すると考えるのなら予測はできると思います。
下のチャートは、
「SPDR®ゴールド・シェア(ETF)・証券コード:1326」と「WTI原油価格連動型上場投信(ETF)・証券コード:1671」
の、それぞれ10年分の月足と6か月分の日足のチャートなになります。
チャート図から解るように、株式に比べては、価格変動での高値・安値の幅は少ないのですが、それなりに変動幅はあると思います。
特に6か月分ですが日足で見てみると、価格が飛んでいる時も多いので、これをリピート系の「ループ株365」で運用を考えると、資金と仕掛け本数によっては突然「ロスカット」を食らいそうで、やっぱり怖いですよね!
一応、参考までの「ETF」のチャートですので、このままの動きと言うわけではありませんが、
商品先物は株式に比べると価格変動が大きいと考えているので、運用はしない方向です。
が、価格変動が大きいと言うことは「値幅」が取れるチャンスもあるので、資金的に少し余裕がある人なら仕掛けてみる価値のある商品だと言えます。
そこら辺は、自分の資金と気持ち的な問題だと思います。
仮に「ループ株365」で運用しようとすると(下図参照)
の、仕掛けで取引できるのですが、僕は安全運転志向なので“BでもSでも”一番値幅が広い間隔での運用を考えてしまうので、
資産が100万円あって運用しても10本前後しか仕掛けれず金や原油だと、ほとんど決済されないような気がします。
それと、株式に比べて「商品先物」の価格変動が読めない・難しいのも仮に資金があってもためらってしまう要素でもあります。
僕みたいな「貧乏投資家」では、手を出すにはちょっとリスキーなのでオススメはしませんが、
資金に余裕があって値幅が広く仕掛ける事が出来るのであれば、株式ベースより商品先物ベースの新2銘柄はチャンスが多いと思います。
リセット付きなので最長で1年と2ヶ月くらいの期間しか運用できませんが、新銘柄においては、もっと短い期間で仕掛けてみるのが面白いかもしれませんね。
まとめ
今回は「クリック株365」に2銘柄が加わり全6銘柄になったのですが、新しい商品先物ベースの2銘柄について、触りの部分の説明をしました。
「ループ株365」でも運用できるので、資金に余裕があれば運用したいと思っていましたが、商品先物は株式以上に先が読めない・・・
資金があっても、ヘタレの僕では精神が持たないような気がしてきました。
(まぁ~それ以前に資金が無いので、やっぱり運用は出来ないのですが・・・)
僕としては、商品先物ベースより、株式の株価指数(例えば、ブラジル・インド・ベトナム・フランスの株価指数やアメリカのナスダックやS&P500など)で、商品を増やしてもらいたかったのですが・・・。
何故、金と原油なのかが疑問です。
どちらにしても、選択枠が増えるのは良い事と思うし、もしかすると意外と自分と相性が良いかもしれないので、
一度は裁量(手動)もしくは「ループ株365」で運用したいと思っています。
特に原油の方は証拠金も低いし価格変動もそれなりにあるので、面白いかもしれませんね。
みなさんも、色々とチャレンジしてみる・チャレンジしてみる事を想像して将来的に給料以外の収入を得る方法を一緒に模索しましょう!!